「とりあえずやってみる」の重要性

雑談

「とりあえずやってみる」「考えるよりもまず行動」
どこかで聞いたことのあるような言葉であるように思います。
今回は働いていく中で気づけた「とりあえずやってみる」の価値について書き散らしていきます。

アイディアが出る、理解が深まるのはいつなのか

新しいアイディアが思いつくのは、どのようなときでしょうか?
「いつもの料理のここをアレンジしてみよう」「部屋のレイアウトをこう変えてみよう」
「こんなことをやってみたいな」「いつもとは違う時間に出勤してみよう」などなど。。。
もしくは、何かの理解が深まるのはどのようなときでしょうか?
「なるほど、これってこういうことだったんだ」「参考書のあの部分はこれを意味していたのか」
「難しいと思っていたけど、意外と簡単だったな・・・」などなど。。。

「やってみる」ことで視野が広がる、思考が深くなる

そう、新しいアイディアが思いついたり、理解が深まるのは、

「何かをやってみた時」がほとんどではないでしょうか?

学生→社会人として働いてみた中で、環境の変化に合わせて多くの学びや経験がありました。
新しいことにチャレンジする前は、常に何かしらの不安があり、実行するまでに多くの事を考えました。
しかしそうした考えの多くは、実際やってみた後の思考や学びの量には到底及ばなく、
かけた時間に対する費用対効果の低いものでした。
想像力を働かせて思考できることは人間の特権かもしれませんし、情報化社会の中で
考えられる材料は豊富にありますが、それが行動での足枷にはならないようにしないとですね。

「考えている人」「考えていない人」に違いはない

「考える」ことの価値について、考えてみます。

結果から見ると「考えている人」=「考えていない人」

なにか事を起こす前に考える事自体は非常に重要なことであることは否定しません。
しかし考えるだけで行動しないのであれば、結果的には何もしていない人と何ら変わりありません。
逆に少しでも行動に移すことができれば、仮に失敗したとしても結果はついてきますし、経験は得られます。
新しい業務を行う時、新規のお客様に連絡する時、準備や事前に考えることばかりが先行してしまい、
一番重要な行動がついてこないことがありました。
習うより慣れろ、試行回数を増やすことが一番の学びであり、成長に繋がるということを学びました。

行動することで自然と知識や経験は得られるもの。
「行動すること」 > 「考えること」 これは意識していきたいですね。

自分が何を求めているのか、どう感じるのか、自分自身という謎の生物

「やってみて」よくわからなくなったこともあります。
その中でも一番大きいものが「自分自身」です。

やってみてわかる自分の感情、より深まる未知の部分

自分自身について、皆さんはどれほど理解しているでしょうか?
現在の自分の身長、体重、体脂肪率、貯金額、平均睡眠時間など、測定できるものでも知らないことは多いのではないでしょうか?
また、自分の「感情」についてはいかがでしょうか?
何が好きか嫌いか、何かをしたときにどう感じるのか、全てを把握することは難しいと思います。

はっきりわかっているものもあると思います。それはズバリ、経験しているものでしょう。
自分の身体的特徴は測定すればわかります。知識やスキルも、テストなどを受けた結果でわかります。
好き嫌いに関しても、経験したことから判断できます。この食べ物は苦手、これは得意などなど。

経験することでわかることが増える一方で、それに関連してわからない点も明らかになっていきます。
あの食べ物は得意だろうか?あの業務はできるのだろうか?こんな仕事に自分は向いているのだろうか?
知ることが増えれば、それ以上にわからないものも増えていくものだと思います。

今まで受験勉強意外で1日に8時間以上座り続けることのなかった自分ですが、
そんなデスクワークの仕事を週5で継続できています。些細なことですが、重要な発見でした。
一方、体を動かすような仕事に自分は向いているのでは?と思うこともあります。
自分の想定以上に、データから分析してアドバイスすることは苦手でした。
こうした発見や経験があるのも、仕事を「やってみた」からこそです。

「やったことがある」の価値の大きさ

最後に「やったことがある」の価値について書きます。

精神的ハードルが段違い

「やったことがあるもの」「やったことがないもの」この二者間の差は非常に大きいと思います。
一番は行動する際の「精神的ハードル」が段違いなことです。
やったことがあるものに関しては、何か実施しようとする前に、過去の経験からある程度勝手がわかっています。
そのため行動までの時間や労力も少なくて済みます。
やったことがないことに関しては、前述の「考える」フェーズがどうしても入ってしまいます。
また、そもそもその行動に思いつけないことも多いです。
かけ算を知らない子どもは、3×4の計算を3+3+3+3としか考えられないでしょう。
ここから考えても、機会があるときにやってみることは未来の行動の実施ハードルを下げることに
非常に貢献し、その価値は計り知れないと思われます。

先輩から受け継いだ担当のお客様への電話。初めてはかけるまでに色々と考え準備し、とても緊張して声が震えました。
その後新規開拓として関係値のなかった企業に電話するときのハードルは、低くなっており、
問題なく電話することができました。

こちらも些細なことではあります。
しかし、どんなに偉大な仕事でも、その元をたどると、些細な「やってみる」が始まりで、
小さな「やったことがある」が積み重なり、行動が連鎖し、やがて大きな仕事、大きな成果につながる
のだと思っています。

社会人1年目としてできることは全然少なく、小さなことですが、その先にあるものを想像して、
まずは「やってみる」。そして「やったことがある」を積み重ねていきたいですね。

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